日本茶(緑茶)は摘んだ生葉をその日のうちに荒茶工場に運び、高温の蒸気で蒸して葉に熱を加えることで、生葉の酵素を失活させ、美しい緑水色のお茶に仕上げます。
またこの蒸工程は生葉に含まれる余分な青臭を除去し、茶葉の柔軟性を増加させるなど茶の品質を左右するとても大切な工程です。
深蒸し茶は「蒸し工程」において通常のお茶よりも長い時間、深く蒸すことで葉の芯まで熱を通し、濃厚で甘く深い味わいのお茶になります。
掛川市は、全国茶品評会「深蒸し煎茶の部」にて、「産地賞」を全国最多26回受賞している、深蒸し茶の名産地です。
また「全国茶品評会」・「静岡県茶品評会」などの品評会においても、数々の賞を受賞し、全国でその品質の高さを認められています。
深く蒸された茶葉は柔らかくなり、細かく粉の多いお茶に仕上がります。
そのため、味はまろやかでコクのある旨味と、深みのある芳醇な香りが特長です。
急須で淹れてお茶を飲む場合、お湯や水に溶けにくい成分を多く含んだ「茶粉」が湯呑に注がれますので、カテキン・テアニン・ビタミンCなどとともに、食物繊維やミネラルなどの成分も、より多く飲むことができます。
◆濃厚で健康成分たっぷり
◆まろやかでコクのあるうま味。
◆深みのある豊潤な香り。
深蒸し茶には、カテキンの他にβカロテンやビタミンE、クロロフィルなどの成分が豊富に含まれています。
◆がん死亡率が日本で最も低い
◆高齢者の年間医療費が全国平均の4分の3
◆平均寿命 男性:80.4歳・女性:86.4歳
掛川市は、全国の人口10万人以上の都市で、がん死亡率が最も低い街です。
(女性1位・男性2位)また、市民の平均寿命は男性80.4歳、女性86.4歳と全国的に見ても長寿の街と言えます。
また高齢者の年間医療費が全国平均の4分の3程度と少ないのも大きな特長です。
健康長寿の掛川市民と、「深蒸し茶」をたくさん飲む生活習慣の関係を解明するため「掛川スタディ」という緑茶の効能を科学的に研究する調査も行われ、NHK「ためしてガッテン」やTBS「健康カプセル! ゲンキの時間」等、多くのメディアで取り上げられています。 |